「部下に嫌われたくないから怒らない」
「セクハラ・パワハラって言われたくないから無難な対応で済ませている」

部下と信頼関係を構築することが、スムーズに仕事を進めるコツだからと、伝えるべきこと、指導すべきことも、ハッキリ言えない・言わないという管理職が増えている傾向が感じられます。

この気持ちはとても良く分かりますが、そうなってしまうと、むしろ逆効果になってしまうのです。

良いリーダーであるために

特にアメリカの大学の調査結果で、女性リーダーが見られて望ましい特性の中に、
親しみやすさ
が挙げられています。これによって女性が陥りやすいワナが、部下とうまくやろうとするあまり、「お友達感覚」で対応してしまうということ傾向があるということです。

好き・嫌いの感情は不要

良いリーダーであることと、部下に好かれていることは別ものです。
そもそも、仕事では、好き、嫌いの感情は必要ないと私は思っています。

例え、部下に対して、ストレートな厳しい指摘をしたとして、その場では部下に疎まれたとしても、
「言ってくれて良かった」
と、数年後に思われ感謝された、といった長期的視点を持った優れたリーダーの方はたくさんいらっしゃいます。

このように、リーダーに必要なのは、人望ではないかと私は考えています。

人望は信頼関係から生まれる

確固たる人望があるリーダーは、部下との間に積み上げた信頼関係があります。信頼関係があるからこそ、人望がついてくると考えて良いと思います。
信頼関係があったとしても、先述のように特に女性は、ストレートに厳しい指摘をしてしまうと、それだけでリーダーには向いていない、と思われるという、無意識のバイアスがかかっているのも事実です。
女性リーダーがうまく行かない言動

女性は特に「伝え方」を考える

「女性はリーダーに向いていないと思われることを避けたい」と相談に来られる女性管理職の方には、“伝え方”を考えることをおすすめしています。
簡単にお伝えすると、個人の特性と思考の癖を充分に理解した上で、それぞれ受け取りやすい言い方と順番で伝えていきましょう、ということです。

部下を支援する在り方

また、「どうしても部下に対する好き・嫌いの感情が取り払えない!」という相談も女性管理職の方から多く寄せられる内容でもあります。
そんな時私がお伝えしているのは、リーダーとしての重要な在り方についてです。

それは、【相手のためをとことん思って、支援する】というスタンスで、このスタンスを意識すると、自ずと好き嫌いの感情が薄まっていくのを感じていただけるかと思います。

この「在り方」と「部下1人ひとりに適した伝え方」が出来るようになれば、信頼関係は崩れることはありませんし、むしろ更に人望を集めることが出来るでしょう。

15分の面談で成果が出る!メソッド公開中

しなやかリーダー塾では、今回ご紹介した関わり方や在り方の設定を含めた「奇跡の面談術」といった、行動レベルまで落とした具体的のメソッド化をしています。
受講生の中には、このメソッドを学んだ直後に実践し、たった15分の面談で部下が劇的に変化(→毎日1時間の遅刻がなくなり、モチベーションが上がってチームへ良い影響を与えてくれるようになった)した!と高く評価いただきました。興味のある方は、“女性管理職の育て方セミナー”の中でご紹介している「しなやか女性リーダー養成講座説明会」をご参考になさってください。