昨日は、顧問先の大阪の会社にて女性社員向けに研修を行って来ました。
皆さん、とても意欲的に受講していただき、改めて、人の可能性は計り知れないものがあると、嬉しく思いました。

顧問先の大阪で

個から組織

女性活躍推進にあたり、女性社員へのスキル付与や管理職へのダイバーシティ教育などの人材育成を行うときの私のアプローチは、
「個から組織」
の発想です。

特に女性活躍推進などを含むダイバーシティの考え方は、個別の強みや特性を活かすという視点が重要ポイントになります。

まずは、ひとりひとりとの面談から

このため、画一的な施策では、効果はあまり見込めないことになってしまいます。
なので、私がまず最初に行うようにしているのは、対象者1人ひとりとの面談です。
この面談の目的は、1人ひとりの強みや特性、希望などを把握し、信頼関係を構築するということです。

会社と個人の信頼関係を築く仕組みづくり

大企業ではこの1人ひとりの面談を人事・育成担当だけで行うのは、かなり難しいと思います。
その場合は、本音を把握し会社側との信頼関係を醸成するための仕組み作りに取り組みます。
具体的には、例えば、対象社員の上司の人たちに対象社員の性格や強み、経験や希望などといった情報を定期的に報告書として提出してもらう、対象社員向けに無記名で本音をあぶり出すアンケート調査を行う、などといった方法があげられます。

このような形で、個別に丁寧に対応することで、1人ひとりの力を最大限に引き出していくことは、効果的な人材マネジメントには土台ともなるべきとても大切なことです。

個々の力を融合させて相乗効果をもたらす

個別の対応を行った後は、組織の目標やビジョンの実現に向けて、 個々の力を融合させ、相乗効果を生み出していきます。
1人ひとりがバラバラに仕事をするだけでは、人数分以上の成果を出すことは難しくなってしまいます。
1人ひとりが自分の強みを活かせる仕事を最高のパフォーマンスで行うことはとても重要ですが、それだけだと、例えば、誰も担当していない隙間の仕事は、行わないで放置されてしまったり組織で情報共有がなされなくなってしまい、誰か1人が急遽不在となってしまうと、その業務の進捗が滞ってしまったりといったことが起こり、こうなると、組織全体のパフォーマンスが結果的に落ちてしまうといったことも起こり得るのです。

個々の力を融合させ、チームで協調して目標、ビジョンに向かって業務を進めていくといった、マネジメントが非常に重要です。

多様な価値観を如何に組み合わせるか、管理職の腕にかかっている

特に、女性活躍推進の真の目的である、個々の視点の良いところを融合させ、相乗効果でこれまで以上の成果を出す、といったイノベーションを起こすためには、多様な価値観の人材の強みを引き出すだけではなく、それを組み合わせる、といったことを行うことが必須です。
その役割を担うのは、現場の管理職であり、人事・育成担当であるのではないかと思います。