昨日で、女性活躍推進2.0実態調査が終了しました。
予定回答数を上回る1,258回答をいただきました。

さっそく、いただいた回答のデータ集計および分析をスタートさせます。

改めて、ご協力いただいた企業の人事担当者の皆様へ厚く御礼申し上げます。

女性社員の働く意識の向上を目指して

私の元へコンサルティングや研修といったご相談で訪問くださる人事担当者の皆様からお話を伺うと、

【女性社員の意識を向上させたい】

という共通課題が挙げられます。

会社としては、女性社員が働きやすい職場環境を整備し、もっともっと活躍してほしい!と願っているにも関わらず、特にリーダー候補の女性社員の中に、

「私はこのままでいいんです」
「子育てが一番大切なので、仕事は適度にしたい」

といった意識の社員が目立っているため、どうしたものかと頭を悩ませているのです。

女性社員の皆さんにその意識を変えてもらい、会社に貢献してもらわないと生き残りが図れない、という強い危機感を持っている企業も多くいらっしゃいます。

そんな女性社員の意識を変えてもらうためには、どうしたらいいのでしょうか?

会社から女性社員に対する期待の伝え方

よくあるのが、女性管理職比率の目標値や女性社員採用数の目標値と会社側からの期待だけを女性社員に伝え、頑張って欲しいと訴えるということです。

これも非常に重要なことであり、明確な意思表示がなくては何事もうまくいかないものです。

しかし、それだけでは短期的な効果はあっても、結局は当の女性社員の当事者意識までにはつながらず、

「女性活躍推進法のためでしょ!」
「ロールモデルになれってことですよね・・・憂鬱です。」

といった感じになってしまうのです。

●ポイント1:女性社員自らの気づきを促す

意識を変えてもらうためには、会社側からの期待を伝えるとともに、
まずは、自らの気づきを促すことがポイントです。

最終的には、人は自ら変わることへのメリットと必要性を気づき、
自発的に行動しないことには、変わることは出来ないからです。

私のこれまでの経験から、この気づきを与えるために
最も効果的だった方法が

経験談を伝える

ということでした。

同じ立場を経験して、自ら気づき、行動し変革を遂げてきた人が語る経験談は、聞き手をどんどん話に引き込み、いつの間にか語り手の姿に聞き手自身の姿を投影することで共感が生まれ、その先にある大きな気づきにたどり着くのです。

●ポイント2:影響力のあるロールモデルの存在

経験談の語り手も重要です。

聞き手である女性社員が最も影響を受ける人から話してもらうことが、意識改革を行う上で効果が最大化するポイントです。

例えば、会社の女性社員が等身大のロールモデルと認識出来る女性管理職や外部講師による研修を行う場合は語り手が、聞き手と似たような環境・立場でありながら、実際にどうやって工夫してきたのかなど、経験があると効果はてきめんです。

私も「技術系女性管理職」という立場からの経験談を研修で伝えたことによって、ステップアップや活躍に対して否定的だった受講者である女性社員の皆さんから、

「私、管理職になりたいと思うようになりました」

「子育てが落ち着いたら、きっと自分が役に立てることがなくなり、それはそれで辛かったと思いました。今は両立が大変だけど、一時的なものだから、将来のために頑張ろうと思います。」

「確かにこのままずっと同じ立場で同じ仕事をしていくのも辛いと思いました。自分にも出来ると思えたので、頑張ろうと思います。」

といったように意識が変わっていく方を沢山目にしました。

会社から女性社員に対する期待の伝え方

このように、私が研修やセミナー、コンサルティング等で関わらせていただくときは、経験談を出来るだけ多くお伝えするように心がけています。

男性が多い職場で、孤軍奮闘して、管理職という仕事が会社の中で最もやりがいがあり、重要な仕事だと心から思えた経験を話すことで、

「あの時の経験談を聞いたことがキッカケで、管理職を目指すことにしました。今、管理職として仕事をしていますが、とてもやりがいがあり、感動の毎日です。まさに人生が変わりました。」

と、1年後に女性社員の方から報告をいただいたこともあります。

今、女性活躍推進の取り組みの中で、女性社員の方の意識を変えてもらうことは、本人の人生そのものも、より豊かに良いものにすることにつながるのではないかと私は考えています。

目の前の受講者を過去の自分に重ね合わせて・・

先日、とある技術系の女性社員向け研修に伺った際も、自分の経験談を話していたところ、当時の感情が蘇ってきて思わず泣きそうになってしまいました。

見ると、参加者の半数以上の女性たちも貰い泣きしているではありませんか・・・。

ああ、彼女たちも、あの時の私のように今懸命に戦っているんだな

と思いました。

受講者である女性社員の皆さんにとって新たな一歩を踏み出せるターニングポイントになるような研修をこれからも提供していきたいと思います。

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