コンサルティングに研修・講演とお声がけいただき、現場の声に耳を傾け試行錯誤しながら女性活躍推進に取り組ませていただく中で、

「成果につながるテッパンの仕掛け」

に辿り着きつつある・・・そんな手応えを感じている今日この頃です。

女性社員育成×業務改善

「女性活躍推進をやりましょう。
 一任しますので、頑張ってくださいね!」

「社員の皆さんの活躍を期待しています。
 特に、女性視点を現場に活かして欲しい!」

このように、経営側から発破をかけられたとしても、一般事務職として入社した女性たちは実際にどう活躍していいのか分からないものです。

私は人材育成コンサルティングを提供しているのですが、研修を一度も受けたことがない一般職の女性社員育成を任された時に、「成果の出し方がわからない」と不安そうにする女性たちを目の当たりにしたものの、驚くことはありませんでした。なぜなら、

学ぶ機会がなければ、どうすればいいか検討もつかない、
というのは至極当たり前のことだからです。

そこで、私は女性社員の皆さんに向けて、インプットとアウトプットを同時進行する方法で成果を出しやすく、成長につながる仕組みを取り入れることにしました。

それが、【女性社員育成×業務改善】です。

親和性の高い取組なら、即成果につながる

例えば、企画開発といった業務を行なっている部署に所属しているのであれば、新たなサービス開発を考えるプロジェクトと人材育成を組み合わせると良い成果につながるかもしれません。

しかし、例えば日常的にサポート業務を行なっている方に、いきなり新サービス開発させるとなったら話は違います。思うようにアイディアを出せず、本来持っている力も出せずに終わることも十分にあり得ます。

そこで私が目をつけたのが「業務改善」です。

業務改善は、全社員が取組対象ですし、たとえ自分が残業していなくとも、所属チームメンバーが長時間残業しているなら、チーム自体が残業しないで済む仕組みを考えることも必要になります。

業務の効率化を図るために、業務改革としてプロジェクトを立ち上げ、課題解決のためのスキルやマインドを醸成しながら現場で実践していく、という【業務改革】を併せて考えていくことが女性社員育成に非常に親和性が高いことが分かってきました。

業務改善プロジェクト研修は抜群の費用対効果!

弊社の女性社員育成オープンセミナー、「しなやか女性リーダー養成講座」においても同様のプロジェクトを各々立ち上げて実践します。

実践する内容は、チーム成果につながる行動と業務改善をセットにしているので、100%成果として周囲へアピールできる好材料となるのです。

過日、ある企業様の研修においても、業務改善をテーマにプロジェクトを立ち上げるという仕掛けを施しました。

研修の随所で業務改善に興味を持つようなきっかけを散りばめ、その成功事例や具体的な行動・考え方の視点を丁寧に説明しながら、マネジメントも含めてインプットし、その場で業務改善案を出せるようにするのです。

ちなみに、業務改善が女性社員育成と親和性が高い理由は、多くの女性たちは日々時間の制約と隣り合わせで行動する必要性に迫られている、と考えられるためです。

実際に研修の中で業務改善を組み合わせたプロジェクトを取り組み施策として実施すると、施策としての費用対効果は計り知れません。

チーム全員が残業0になったのであれば、それだけで経費削減につながりますし、バックサポートの立場から売り上げ貢献できるチャンスが目の前にあると分かれば、実践してその行動の前と後の結果を元に、成果を測ることも可能になります。

成果という手応えを実感して、売り上げ貢献するというやりがいを3ヶ月足らずで実現するという、非常に効率的な施策だと私は思います。

業務改善プロジェクト取組開始から6ヶ月後の様子

コンサルティングにおいても、社員育成と業務改善プロジェクトを同時進行することで6ヶ月経過した現在、以下のような結果が出ています。


社員の働く意識の醸成

個人主義一点から、チームとして協調性を発揮しながら仕事をするように

業務改善のための具体的な解決策が生まれる

事務職という立場を超えて、お客様視点・営業担当視点・会社経営視点など様々な視点からアイディアを導き出している。

業務標準化のステップを探り出している

人によってやり方がバラバラで、業務品質に差が発生している業務を、品質の高いやり方、手順に標準化し、チーム全体で共有することにより、チームの業務品質を向上させようとしている。


社員育成が始まった当初は、業務改善への具体的な一歩を進めるためのヒントが思い浮かばず、終始難しそうな女性社員のみなさんの表情が見受けられましたが、現在では自主的にチームで話し合い、現場でPDCAを回せるところまで成長しています。

女性の特性を活かして売上に貢献

前述のコンサルティング先において成果を出している女性社員の一人から、

「私は会社をもっと良くしたい、会社に貢献したいんです」

と言われた時、私は業務改善プロジェクトの成果が出始めている、と実感しました。

女性が持つ特性を生かせば、業務改善は大変取り組みやすい事項です。

例えば、

・状況察する能力
・情報収集能力
・連想が得意
・ちょっとした変化に気付きやすい

こういったことは女性の方が得意な傾向にあるので、絶妙なタイミングで顧客フォローを入れたり、コミュニケーションを通して相手のニーズを引き出して営業や開発部門と連携したり。

まさに女性の強みが活かせると思います。

女性社員育成が思うように進まない、成果が見えづらい、という際には、業務改善プロジェクトを取り込んでいただければと思います!

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